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「熱性けいれん」こんな場合は危険!落ち着いた対処のために

imge 「熱性けいれん(痙攣)」とはどんな状態なのでしょうか。

一番よく耳にするのは「突発性発疹」を発症している際の高熱から起こるものです。

初めてけいれんを目の当たりにすると、ショッキングな見た目からママやパパがパニックになってしまうことも多いようです。

落ち着いて対処ができるよう「熱性けいれん」に対しての理解を深めましょう。

「けいれん」とは

けいれんにも様々なものがありますが、共通する定義として

筋肉が本人の意思と関係なく収縮すること

があげられます。

つまり本人が体を動かそうとしていなくても動いたり、身近なものでは疲れた時にまぶたがピクピクと震えたりする状態もけいれんと言えます。

まぶたの動きのように体の一部である場合と、全身に対して起こる場合の2種類に大きく分けられます。

けいれんの原因

ではなぜ筋肉が本人の意思とは無関係に収縮するのでしょうか?

そもそも人が体を動かすというのは、脳が筋肉に命令することから始まります。

脳から伝わる信号によって筋肉が収縮することで体が動くのです。

そしてけいれんとは脳からの信号が無意識に発せられてしまう状態、つまり脳になんらかの異常がある場合が多いのです。

  • 感染症
  • 中毒症状
  • 出血
  • 低酸素状態
  • 高熱

などのショックが原因となり、脳からの信号がけいれんとなって現れるのです。

熱性けいれんの特徴

言葉の通り、数あるけいれんの中でも熱によるダメージから起こるけいれんを「熱性けいれん」と呼びます。

39度を超えるような高熱の際に起こること、乳幼児に多く見られることが特徴です。

高熱がトリガーであることから

  • 突発性発疹
  • インフルエンザ
  • ヘルパンギーナ
  • 溶連菌感染症

などを発症している時に起こることが多く、特に「突発性発疹」に関しては月齢が低い内に発症することが多いこともあり熱性けいれんの注意がじゅうぶんに必要です。

症状としては

  • 5分以内程度のけいれん症状
  • 意識がなくなる
  • 手足の硬直
  • 手足の震え
  • 目を見開く

などといったものです。

通常2〜3分で止まる場合が多いのですが、5分以上続くような場合にはすぐに医療機関の受診が必要になります。

熱性けいれんが起きた際の対処方法

まずはママやパパが落ち着いて行動しましょう。

高熱というトリガーがある際に起こる熱性けいれんは、起こったからといってすぐに緊急事態というわけではありません。

しっかりと様子を観察することが重要です。

  • けいれんが続いた時間
  • 体のどの部分に起きているのか
  • 目の動き
  • 硬直か震えか
  • 顔色はどうか
  • 唇の色はどうか

などを落ち着いて観察してください。

しかし、中には経過観察を待たず迅速に病院へ行った方がよい場合もあります。

  • 初めてけいれんを起こした時
  • 5分以上続くけいれん
  • けいれんが止まったとしても意識が戻らない
  • 熱性けいれんでは無い場合(発熱を伴わないけいれん)
  • 何度も繰り返すけいれん
  • 繰り返す嘔吐

などの場合には、すぐに病院で診察を受けてください。

これ以外の場合には様子を注意深く観察することが重要なのですが、ただ見ているだけというのも不安になってしまいますよね。

熱性けいれんを起こしている際にできることは

  • 安全な場所に寝かせる
  • 無理のない範囲で衣服を楽にさせる
  • 嘔吐した際にのどがつまらないよう、横向きで寝かせる

などの対処をしましょう。

逆に熱性けいれんを起こしている際にやってはいけないこととしては

  • 口の中にタオルなどを入れる
  • 体を揺する

などがあげられます。

けいれんが起こる際に強く歯をくいしばるような動きが見られることから、舌を噛まないようにと口の中にタオルを入れたりする方がいます。

ですが嘔吐の際に喉をつまらせる可能性が高くなってしまうのでこれはダメです。

また意識がなくなっていることでパニックになり呼び起こそうと体を揺すったりすることも窒息の原因となる場合がありますのでやめましょう。

適切な対処をしてけいれんがおさまり、意識が戻ったあとは体温をはかったりゆっくりと水分補給をさせましょう。

しばらくはけいれんが再発しないか注意し、数日間は外出などを控えゆっくりと静養するのがよいでしょう。

おわりに

熱性けいれんは可愛い我が子のショッキングな姿から、どうしてもママやパパの気が動転しがちです。

あらかじめこういった症状が起こるということを頭に入れておき、少しでも落ち着いて対処ができるようにしておきたいですね。