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子育てお役立ち情報から、育児をがんばるママ・パパのための情報まで

母乳とミルク、それぞれのメリットと役割。成長に差はあるの?

image 永遠に尽きることのない話題として

「母乳がよいのか、ミルクがよいのか」

議論があると思います。

子育てに関わった方でこの話題を聞いたことが無い方はいないでしょう。

これを言ってしまうとこの記事もこれ以降無意味なのでなんともな感じですが、結論としては人それぞれの考え方次第としか言いようがありません。

色々とこの議論に関して具体的な内容はあれど、最終的に実際に子育てをするのはお父さんお母さんであり、母乳による育児にしてもミルクによる育児にしてもその子どものお母さんが主体となりますよね。

ひとつだけ私から強くお伝えしたいこととしては、お母さん自身の意思を大事にして決断すればよいと思います。

これ以降色々な観点から色々なことを書きますが、あくまで情報としてです。

周りからの意見や考え方に惑わされず、お母さん自身が赤ちゃんと一番幸せに過ごせる形を選んでいただければいいなと、切に願います。

どっちがいいのか議論に対する客観的な答え

どっちでもいいです。

そっけなく聞こえてしまうかもしれませんが、この議論のポイントというか大前提として

「赤ちゃんが十分な栄養を得ることができるかどうか」

が最大の争点ですよね。

例えばの話ですが、祖母に「私の頃はミルクなんて与えず母乳だけだった!」と言われたとしても関係ないのです。

それに影響された結果、赤ちゃんの栄養が不足してしまったり、お母さん自身が精神的に追い詰められてしまってはなんの意味もありません。

ぜひ、子育てをするお父さんお母さんには、自分たちの子育てに関してワガママになってほしいです。

我が子のため、自分たち家族のため。

その他のことは二の次です。

栄養面からの比較

ミルクでも母乳でも成長に差はありません

母乳には赤ちゃんの発育に必要となる栄養が豊富に含まれています。

ではミルクはそれに劣るのでしょうか?

無論、人の体由来のものと全く同じものとして作られているかといえば答えはNOですが、栄養面でミルクが母乳に劣り成長に影響がでるということはありません

母乳がミルクに対して持っているアドバンテージとしては、お母さんの体由来の免疫物質が含まれているということがあげられます。

その点は育児用ミルクには無いものです。

しかしそれ以外の成分に関しては製造するメーカーの日々の研究もあり、母乳とほぼ変わらないと言えるまでになっています。

「ミルクのほうが良い!」というのも正しくはありませんが、同時に栄養面から「母乳でなければ!」というのも正しいとは言えませんね。

ミルクと母乳それぞれの栄養面以外でのメリット

栄養面ではどちらが、ということはないようですね。

ではその他の面からはどうでしょうか?

母乳の場合

まずは母乳育児のメリットとして一般的に言われるのは

  • 調乳の手間がなくいつでもすぐに与えられる
  • ミルク代がかからない
  • 産後の子宮の回復を早める効果がある
  • 妊娠中に増加した体重が減りやすい

といったことがあげられます。

「子宮の回復を早める」に関しては、母乳を作るホルモンが子宮の収縮を促して出血を抑える働きがあるためです。

また「妊娠中に増加した体重が減りやすい」に関しても、栄養を豊富に含む母乳がお母さんの体。内で生成されることから明らかですよね。

確かに全てメリットとしてあげることができると思います。

が、これら全てが必須かどうかは疑問です。

特に高齢の方に母乳育児にこだわる理由としてこのあたりが原因ではないかと思うのです。

産後はなるべく早く回復をし、家事もできるよう体重も落とし、ミルク代もなるべくかけることなく。

女性が育児や家事を担って当然という風潮が強かった時代にはそういった考え方になるのも無理はないと思いますので、それらを批判する気はありません。

ですが時代は常に変化していきますし、「イクメン」というワードが話題になったことすら久しく、男性も育児への参加をすることが当たり前の世の中へと変化してきています。

これらのメリット、全て赤ちゃん自身にとってのメリットではないような気がするんですね。

先程も言いましたが「育児で最優先されるのは赤ちゃん」ではないでしょうか?

もちろんお父さんお母さんが健やかに子育てをできることも重要ですが、この時代子育ての形は実に多様です。

これらのことからも、母乳育児にこだわりすぎる必要はないと思います。

ミルクの場合

ミルク育児のメリットとしては。

  • 母乳と違いお母さん以外でも与えることができる
  • 授乳用の服装に気を使わなくてよい
  • 母乳よりも腹持ちがよいと言われている
  • 飲んだ量が分かりやすい

といったことがあげられます。

母乳よりもミルクの方がよいと言うわけではないのですが、お母さんの体調などにも左右されない点などからも「ゆとりをもった育児」がしやすいのは事実だと思います。

またお母さんが薬やカフェインなどを摂取することによる影響も母乳では心配されることがありますが、その点もミルクでは関係ありません。

「母乳のみで育てたいんだ!」というお母さん自身の意思がある場合には、母乳育児のみで進めても何も問題ないとは思います。

ですがミルクの良いところも理解した上で併用したり、何かあった時のためにミルクを飲む経験をしておくのも良いことだと思います。

最近では「液体ミルク」が話題となっていますが、震災での避難生活の際に精神的な負担から母乳が急に出なくなり困ったという声もありました。

そのような時に普段からミルクにも慣れていると心強いですよね。

母乳の方が愛情が伝わる…?

これもたまに耳にするのですが、子育てとは栄養を与えて成長の手助けをすることだけではありません。

例えばミルク育児にしても、授乳の際にはしっかりと抱っこしてあげて優しく話しかけながらといった触れ合いの時間にすることでお母さんの愛情はしっかりと伝わります。

むしろ母乳にこだわるあまりお母さんに精神的や肉体的な負担となってしまう場合、子どもはその微妙な変化を敏感に感じ取ります。

子どもの成長を願う気持ちを触れ合いや語りかけでしっかりと伝えてあげることがなによりの愛情表現です。

おわりに

母乳だから、ミルクだから、ということではなく赤ちゃんとお父さんお母さんの健やかな生活のために何が必要で何が重要なのか。

体調や体質、育児における家庭環境など全てが違っていて、なにが正しいなんてことはありません。

赤ちゃんを想う気持ちに自信をもって、お父さんお母さんが一番よいと思う選択をして、幸せな時間を過ごせることが一番です。