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液体ミルクが話題!メリットとデメリットは?粉ミルクとの違いは?

image 2018年8月8日に液体ミルクに関する企画基準を盛り込んだ改正省令が施行され、日本初となる液体ミルクが2019年3月に発売され話題になっていますよね。

その約一か月後に発生した北海道地震の際に、東京都から北海道庁へと寄付されたフィンランド製の液体ミルク(当時はまだ日本製液体ミルクは未発売)のほぼ全てが使用されなかったというニュースも話題となり、液体ミルクへの理解や普及への関心が高まりました。

今現在国内メーカーで販売が許可されているのは「明治」と「江崎グリコ」であり、2社からそれぞれ液体ミルクが発売されています。

それぞれどんな製品なのか?

液体ミルクの使い時はいつなのか?

などを考えていきたいと思います。

まず、液体ミルクってどんなもの?

読んで字のごとく、既に液体の状態になっているミルクです。

これは希釈なども必要なく、そのままの状態で赤ちゃんが飲めるミルクであるということ。

つまり従来の粉ミルクと比較すると、調乳にかかる手間が格段に少ないということです。

これは粉ミルクの使用経験がある方からすると夢のような商品だと思います。

現在国内メーカーから販売されている商品は

江崎グリコ「アイクレオ 赤ちゃんミルク」

明治「ほほえみ らくらくミルク」

の2種類です。

両製品の特長を見ていきましょう。

江崎グリコ「アイクレオ 赤ちゃんミルク」

2019年3月11日に発売開始、国内初の液体ミルクとなりました。

紙パック入りで内容量は125ml、賞味期限は6ヶ月。

明治「ほほえみ らくらくミルク」

2019年4月26日に発売開始。

プルタブ式缶入りで内容量は240ml、賞味期限は1年間。

明治が展開している「ほほえみ」シリーズと同等の栄養設計で作られている。

どっちがいいの?

両製品ともに、液体ミルクの最大の利点である「調乳の手間がない」というところは共通しています。

一番大きな違いといえるのは内容量の差でしょうか。

これは一概にどちらがいいというわけでなく、赤ちゃんの月齢によって向き不向きがあると思います。

あとは

  • 耐久性に優れ長期保存(1年)が可能な缶入りの「ほほえみ らくらくミルク」

  • 世界の液体ミルク市場で最も多く採用されている紙パック入りで、耐久性や保存期間には劣るものの、持ち運ぶ際の重量や廃棄の手軽さに優れる「アイクレオ 赤ちゃんミルク」

というそれぞれがもっている特長をどう捉えるかがポイントになると思います。

哺乳瓶に移す作業は、どちらも簡単です。

特に「アイクレオ 赤ちゃんミルク」に関しては、通常の紙パック飲料とはストローの形状を変えることにより、ストローを刺した状態で傾けても漏れずに注ぐことができるようになっているという点は素晴らしいと思います。

ですが「ほほえみ らくらくミルク」は私たちが普段から慣れ親しんだプルタブ式の缶なので、誰でも直感的に分かりやすく哺乳瓶へ移す作業ができるという点はメリットといえます。

特に親戚やおじいちゃんおばあちゃんに子どもを少し預ける、みてもらうなんてシチュエーションの際には、消毒済みの哺乳瓶と「ほほえみ らくらくミルク」をポンと渡せば大丈夫!なんてケースも使い方として考えられますよね。

赤ちゃんの発育状況や使用するシチュエーションに合わせてうまく選択できるとベストですね。

どんなときに使う?液体ミルクとの付き合い方

まず、粉ミルクと比べお値段はやはり高いです!

メーカーも液体ミルクを育児用ミルクの主流として展開はしていないことからも、粉ミルクの代替商品であることがわかります。

では、どんな場合に液体ミルクが活躍するのでしょうか?

やはり、災害時などで粉ミルクの調乳が難しい時が一番に想定されると思います。

実際国内での液体ミルクへの関心が高まったのも各地で起こった震災時のお父さんお母さんの声からでした。

震災で避難している際には、普段当たり前のようにできていたことができなくなるものです。

調乳においても

  • 沸かしたお湯が手に入らない
  • 水が十分に使えず熱いミルクを冷ますのに時間がかかってしまう

などの問題が発生します。

また普段母乳メインだったお母さんが、震災でのショックや避難生活のストレスから母乳が出なくなってしまったという話も聞きます。

このような際に、以前にはなかった液体ミルクがいざという時の備えとして存在しているというのはとても心強いですよね。

では、こういった非常時のみに使われるべきものなのでしょうか?

個人的な意見ではありますが、普段の子育てから使用するのもアリだと思います。

  • お父さんお母さんの体調がよくない時
  • 深夜の調乳
  • お出かけの際の授乳
  • おじいちゃんおばあちゃんに赤ちゃんを預ける時

など、便利に使用できるシチュエーションは数多くあります。

手抜き?そんなことはいいのです。

家族みんなが幸せに過ごせて、子どもも両親も健康で楽しく毎日を送れることが育児では一番大切なこと。

どうしても小さな子どもがいると、子どものためにと自己犠牲しがちなお父さんお母さんが特に日本では多い印象があります。

お父さんお母さん、育児に関わる人たち、子ども自身まで含めてみんなが幸せでありたいですよね。

少し脱線しましたが、非常時に心強い液体ミルク。

いざという時に「初めて使うから緊張する!」「粉ミルクしか飲ませたことないから大丈夫かな?」となる可能性もありますし、粉ミルクを普段使用されている方は非常時の予行演習を兼ねて一度使ってみてはいかかでしょうか?