私たち大人は多少体調が悪くても、市販薬で済ませるのか病院に行った方がいいのかある程度自分で判断ができますよね。
でも子どもの体調不良って病院に行こうかどうか悩むこと、ありませんか?
そんな時どうすればよいのでしょうか。
迷ったら病院へ行こう!
以前私の子どもが4歳の時に咳風邪のような症状が出ており、判断に迷ったことがありました。
その時は本人が咳以外の症状を訴えなかったことと、至って元気そうにしていたことから市販薬にて様子見をすることに。
咳もヒューヒューやゼェゼェ聞こえるようなこともなく、コンコンとしたいかにも風邪といった様子でした。
ところが市販薬で一時的な症状の改善こそ見られたものの、3日ほど静養しても治る気配がなく、病院へ行くことにしたのです。
すると診断はまさかの肺炎…!
医師から最低1週間程度の入院を勧められ、そのまま入院生活へ…。
それがなんと12月23日のことでした。
なんとかその後の経過は良好で年内に退院はできたのですが、クリスマスや冬休みの大部分を病院で過ごさせてしまうことになり、すごく後悔したのを今でも覚えています。
いきなり医学的根拠もなにもない話からで申し訳ないのですが、後悔するぐらいなら行っておこう!というお話でした。
ですが実際問題として、私たちは今まで生きてきた中での経験から「これは風邪かな」「これだけ熱が上がっているとなるとインフルエンザかな」など推測はできますが、やはり医者ではありませんし自宅は病院ではありません。
普段あまり聞かないような病気への知識はありませんし、それを調べるだけの薬剤、機材もないのです。
受診するかどうか迷うようなことがあれば、できる限り病院で診てもらってあげてください。
症状別!こんな時にはすぐに病院へ!
とはいったものの、お父さんお母さんがお仕事の時や夜間に子どもが体調を崩してしまうこともありますよね。
子どもの風邪や体調不良はタイミングなんて気にしてくれません、もちろん大人でも同じことですが(笑)
そんな時、今すぐにでも病院に行った方がいいのかどうかという判断で迷うことも多々あります。
体調不良の原因がただの風邪であれば、下手に病院に急いで行き長い待ち時間や移動時間などで体力を消耗させてしまうよりも、家でゆっくりと休んだ方がと思ってしまいますよね。
そんな時のために、こんな症状の時に〇〇な様子が見られたら可能な限り早く受診を!というポイントは押さえておきましょう。
熱がある時
まず、生後6ヶ月ぐらいまでの赤ちゃんの場合は37.5度以上の熱が続くような時には病院で診察を受けましょう。
それ以上の子どもの場合、多少熱が高くても本人が元気であれば様子を見てからでも可。
あまり長引くと風邪ではない可能性も考えられますので、3日以上続く時には風邪以外の原因がないかどうか一度病院で診察を受けましょう。
子どもの熱に関しては大人のように解熱剤を安易に使用するわけにもいきませんし、基本的には静養が一番です。
普段と変わった様子はないかを注意深く気にしてあげてください。
咳が出ている時
これは判断に迷う時も多いのですが、やはり症状が長く続く時には一度病院で診察を受けレントゲンなどで確認するのが良。
小児喘息、マイコプラズマ肺炎、気管支炎、肺炎など咳を伴う病気は数多くあります。
最初はただの風邪でも肺炎や気管支炎へと進行する場合も。
コンコンとした咳なのか、ゼェゼェやヒューヒューとした咳なのかも重要です。
後者の場合や特に息苦しそうな場合には、なるべく早く受診するようにしましょう。
また咳の症状自体は軽くても、咳が原因で睡眠不足になってしまうこともあります。
そんな場合には病院で咳止め薬を処方してもらうことにより睡眠が確保でき、結果的に早期改善につながることもあります。
その他明らかな異常がある時
ここまででもお分かりの通り、いわゆる風邪であれば急いで病院へ行く必要はなく、静養が一番です。
ポイントとなるのは風邪ではなく何か他の病気であったり、風邪が長引くことにより他の病気へと進行してしまうこと。
つまり、明らかな異常が見られる時には症状の重さや期間に関係なくすぐに受診しましょう。
たとえば
- 高熱
- 痙攣
- 嘔吐や下痢
- 意識障害
などの症状です。